STEALTHを打ってみた

ゴルフ好きであればテーラーメイドがつい先日発表したニューモデル”ステルス”に関心を持たずには居られないでしょう。僕もその一人です。買うかどうかは別として打ってみたいなとは思っていました。「フェースがカーボンになって軽くなった」「その余剰重量をヘッド全体に配分した事で慣性モーメントを向上」とか色々売り文句があります。そちらはメーカーのサイトをご参照ください。標準的な”ステルス”、ハイドローが打てるという”ステルスHD”、ロースピンで飛距離性能に優れた”ステルスPLUS“と3種類ありますが、既に上がってるプロやフィッターさんなどの動画では「PULUSは低スピン過ぎ、捕まらなすぎなのでアマチュアスライサーはHD一択」なんてコメントが目立ち、ヘッドスピード40m/sのスライサーの私はまさにHD一択なんですが、試打で打つ分には自由ですからPLUSも打ってみましたよ。

まずはHDです。純正Sシャフト、ロフト9度を選びました。理由は以前SIM MAXの純正はSでも軽くて柔らかい事。ロフトは以前SIM MAXの10.5度を買ったら上がりすぎて後悔し処分した苦い経験があったことです。振ってみると柔らかさは相変わらずですが許容範囲、軽さはそれほど気になりませんでした。

打ってみると普通の中弾道で軽いフェード。ハイドローとはいえスライサーにドローを打たせるほどではありません。計測器の数値を見るとややダウンブローでアウトサイドインと、上がってスライスになる軌道です。それでもスピンは3000回転は超えません。何発か打ちましたが、判で押したように似た球筋を連発しました。この安定感は相当なものかも知れません。

SPECを見ると、総重量が300gとあります。SIM MAXは298gでしたので2g重くなってます。300割れは僕としては軽すぎるので良い方向に変わってくれました。シャフト重量57gはSIM MAXより3g重くなってます。これも僕にとっても良い方向。

次にPLUSです。これはもう「上がらない」「捕まらない」「シャフト硬い」とyoutubeでさんざん脅かされてるので、ロフトは10.5度、シャフトは純正SR(HDと違うシャフトです)を選びました。これでHDのSシャフトと同じ重さ(57g)なんですね。それでもSPEC表では総重量が310gあるのはヘッドがHDより重いのでしょう。シャフトはSRにも関らず、HDのSより若干硬めです。重さ硬さだけなら、むしろこちらの好きです。

先ほど「アウトサイドイン ダウンブロー」と言われたので、少しアッパーでインサイドアウトに振るようにしてみました。10.5度でアッパーに振ったので、HDよりも上がってくれましたよ。インサイドアウトに振った効果は・・・左右にブレましたね。インサイドアウトに振るのは練習場ではよくやりますが、コースでは信頼性が低いのであまりやりません。その結果が出ただけの様です。

HD40の僕が感じたのは「youtubeで脅かされるほど上がらないことはない」でした。PLUSは可変ウエイトもあるので、調整次第では使えるかもしれません。

どっちが飛んだかは・・・すみません。数字を覚えてません。打ち方変えているので飛距離だけの比較はあまり意味が無いでしょう。いずれも打ち出し角、スピン量、ミート率ともまずまずの結果だった様に記憶しています。

試打をするのは楽しいですね。今後キャロウェイからローグSTも出てきます。(試打クラブはまだありませんでした) いろいろ打ってみてまたレポートしてみたいと思います。もしかしたら何か買うかもしれませんw

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