練習と試打会(PING)

昨日と今日の二日間、本当は3つくらいの予定があったのですが、すべてコロナか雨で中止になりました。こんな日は練習するに限ります。昨日と今日と合わせて400発くらい打ちました。今日の練習場はゴルフプラザ伊奈。雨の日割引クーポンは出ませんでしたが時々行きたくなります。試打会やってないかなーと思ったらやってました。今回はPINGです。

基本フェードヒッターな私は、センターに戻ってくることを想定してFw左サイドに打ち出すんですが、そのまま真直ぐ突き抜けたり、むしろ捕まって左の林に消えたり、なんて事が起こってスコアを崩すことがありました。かといってドロー狙いで右サイドを狙ったりすると簡単に逆玉が出て右の林・・・。メーカー担当者にはその旨と現在使用ドライバーを伝えてクラブをチョイスしてもらいます。PINGのドライバーはG425シリーズです。去年の9月発売なので新製品という感じもしませんが、試打会をやるということはメーカーさんとしては、まだまだこれを売って行くつもりなのでしょう。

まずはヘッドを決めます。G425シリーズのヘッドは3種類。標準的な「MAX」、左に行かない「LST」(ロースピン)、右に行かない「SFT」があります。まずMAXから打ってみました。想定通りのフェードボールです。弾道調整機能でドローに設定してみましたが効果のほどはよくわかりません。次にSFTを打ってみました。これはめちゃくちゃ左に行きました。左打ち出しでドローボール。これが2発続いたのでメーカー担当者は「これは無いですね」と引っ込めました。LSTは勧められませんでした。MAXの弾道でこれも「無し」との判断なのでしょう。この時のシャフトは ALTA J CB SLATE のSR。

次にシャフトです。PINGは特に純正もカスタムもシャフトのONOFFYONEXよりも更にバリエーションが豊富ですね。最近の傾向なのでしょうか。カスタムで60g台のS以外を選ぼうとするとべらぼうに高くなりますが、PINGは「純正を豊富に取り揃えております」と言ってました。ここは「当社のカスタムになります」と言っていたYONEXとは対照的です。

ALTA J CB SLATE からALTA DISTANZAまでの5種類が「純正」になります。

現在の使用ドライバーからの判断でしょう。最初にPING TOUR 173-55のSRから打ちました。実はNETで「173-55のSはとっても硬いらしい」という情報があったのですがどうやら本当なのかなとこの時点では思いました。弾道は ALTA J CB SLATE の時と大差ありません。

次に173-55のS。SRよりほんの少しだけ硬い様ですがわずかです。ちゃんと撓ってくれます。キックポイントは中調子とありますが、おそらく全体が撓る癖の無いシャフトの様です。NETの情報の方が怪しいですね。

次に私のリクエストで173-65のRを打ってみました。これははっきり重さを感じましたが、振れない重さではありません。重い分弾道が若干低いですが良い低さです。むしろ173-55Sより柔らかく感じました。PINGの人に「重いと柔らかく感じますよ」とも言われましたが、トルク(捻れ;大きい程捻れ易い)が4.3と大きい(173-55Sは3.7)事も起因していると思います。重い方がトルクが大きいって珍しいですよね。PINGがはっきりと特性を変えようとしている意図が伺えます。

「カスタムで何か打ちたいものありますか?」と言われたので、気になっていたATTAS 11(5S)を打ってみました。Diamana RF同様のダブルキックだからです。ところが全然当たりません。わからないものですね。逆にこちらから「おすすめのカスタムありますか?」と聞いてみたら、Diamana D-LIMITEDの60Sを出されました。「おいおい手元調子の60グラム台のS薦めちゃうの?」とONOFFの時のように心の中で呟きながら打ってみたらこれまたいい感じ。降り心地も弾道も173-65に近く申し分ありませんでしたがメーカー曰く「2万円高くなりますからその対価と言えるかどうかは微妙ですよね」との事、仰る通りで良心的です。なんだかPINGが好きになってきました。今の価格で買う気はありませんが、時間が経って価格が下がったら買うかもしれません。

尾林師匠の契約メーカーであるテーラーメイドさん、純正シャフトが1種類(FLEXはS、SR、Rとありますが・・・)しかなく、それが合わなければカスタムしかありません。PINGがライバルとして強敵であることが感じられた試打会となりました。

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