ゴルフクラブの代表的な数値として総重量とバランスというものがあります。総重量は文字通りクラブ全体の重さ。単位はグラムです。バランスはスイングウエイトとも言って、スイングした時に感じる重さ。カタログのSPEC表にはおそらく必ず記載されています。D2とかC8とかいうやつです。単位ってあるんですかね？アルファベットが進むほど重く、数字が大きいほど重くなります（アルファベット優先）。C9を１ポイント重くするとD0になります。
総重量とバランスの情報は巷にあふれているので詳細説明はここでは割愛しますが、私がここで強調したいことは、総重量とバランスの両方とも、パターを除く全番手滑らかにフローさせることです。アイアンはセットなのでまずフローしていますが、ウェッジが極端に重かったり、ＦＷがやたら軽かったりというのは、アベレージゴルファーあるあるです。
ひと昔前は「ドライバーとアイアンの総重量差は80～100ｇが適正」なんて定説がありましたが、２枚目の写真を見てください。５番アイアンが無く、７番アイアンの総重量が記載されています。まあ、アイアンの重量は１番手上がる（数値が減る）と6～8gくらい軽くなるので、２枚の写真のドライバーと推定５番アイアンの重量差は95ｇくらいですかね。まあまあ合ってると言えなくもないですが、最近のアイアンのストロングロフト化は目に余りますね。
脱線しました。数値はあくまで目安であり、どんなクラブなのかは打ってみないとわからない事は当然と思います。でもラウンドのたびに調子のいいクラブが変わるなんて事があったらまずは総重量とバランス（単独でなく両方見る事！）を疑ってみましょう。フローしていない番手が見つかるかもしれません。お店に行けば簡単に計ってもらえますし、簡単なので計る機械借りて自分で計ってみましょう。
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