クラブの話をしだしたところでこの話もしておこうと思いました。
ゴルフクラブのシャフトの硬さを示す指標としてSとかRとか言う「フレックス」という表示がある事は、少々ゴルフ好きであれば割とご存じかと思います。知らなかった人にざっくりご紹介すると、X(すんげー硬い)、S(硬い)、R(普通)、A(アベレージ)、L(ライト)だそうです。Lはレディスかと思ってました。Aもレディスにしかないものですが、それにしてもアバウトですね。
そうなんですアバウトなんです。基準がありません。メーカーによっても違うし、同じメーカーでもシリーズが違うと、例えば同じダンロップですがSRIXONのRよりXXIOのSの方が柔らかい、なんて現象が平気で起こります。
そこで登場したのが「振動数」です。グリップエンドを固定してヘッド側を軽く揺らし、1分間に何回振れるかというものです。
これもグリップによって変わるとか、キックポイントによって変わるとか現実あるので、「振動数なんてアテにならない」と否定的な人も居ますが、フレックスよりは遥かにマシです。否定的な人は数値に振り回されるが嫌いなのでしょう。数値はツールとして便利に使えば良いと思いますが、私は数値が好きなので振り回されちゃってるかもしれません。
この振動数という数値、クラブやシャフトメーカーのカタログにはほとんど登場しませんのであまり知られていないと思いますが、ゴルフ工房やゴルフ関連ライターさんのブログやYouTubeではけっこう取り上げられています。量販店などで試打させてもらうとき、自分の振りやすいクラブの振動数がいくつぐらいなのか知っておくことはクラブ選びに有効な情報となるのでお勧めです。私の場合240~250cpm台が適正で、240を下回ると柔らかすぎ、260を超えると硬すぎる感じがします。皆さんの適正振動数帯はどのくらいでしょうか?
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